希彩日記

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zoom RSS 「かぜ治療」について

<<   作成日時 : 2006/07/05 13:41   >>

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私の所属する、東洋はり医学会で、いつも一緒に勉強している西條先生。彼の、さいじょう鍼灸院 公式ブログ「日々色々を拝読していたら、非常に興味深い記事の紹介がありました。

毎日新聞の記事です。

「抗生物質:乱用やめよう かぜ治療で小児科開業医らがガイドライン◇薬効きにくい細菌増やし、下痢などの副作用も」

私も、感じたことがありましたので、書きたいと思います。

記事内容

 「かぜ症状」(上気道炎)の子供に出す抗生物質は最小限に−−。小児科の開業医が中心の「日本外来小児科学会」のワーキンググループがこうした考え方で、かぜ症状の治療ガイドラインを作った。抗生物質の乱用が薬の効きにくい細菌(耐性菌)を増やし、治療の難しい髄膜炎や肺炎などの増加につながっているとみられるためだ。「抗生物質がないと不安」という親もいるが、グループは「日ごろ使い過ぎると、いざという時に効かなくなる」と理解を求めている。【高木昭午】


 日本では「熱が出た子には抗生物質」と考える医師がかなりいる。

 ガイドライン作りの中心となった草刈章・くさかり小児科医院長(埼玉県所沢市)らは、全国の小児科医にアンケートした。

 02年10月下旬の6日間に診療した、37・5度以上の熱やせき、のどの痛みなどを訴える15歳以下の患者に抗生物質を使ったかを聞き、医師157人から患者3055人について回答を得た。

 すると、発熱した子の90%以上に抗生物質を使った医師が62人(39%)を占めた。一方で、1割未満にしか使わなかった医師も16人(10%)おり、医師による方針の差も浮かび上がった。

 ◇現状は使い過ぎ

 抗生物質は、細菌を殺すがウイルスには効かない。かぜはほとんどウイルスが原因だ。それでも使う医師は、アンケートで「症状だけからは細菌感染を否定できない」「細菌感染の予防」などを理由に挙げた。

 「昔は薬価差益が大きく、薬を多く使うほど病院がもうかった」などと指摘する声もある。

 こうした現状に、草刈さんは「抗生物質が必要な子は、かぜ症状の子の1割以下とみられる。現状は抗生物質の使い過ぎだ」と話す。

さて、子供に小児はりをしていても、風邪はひきます。熱を出すこともあります。効果は、風邪をひきにくくなったり、熱があっても元気だったり、ひいても早く治ったり、そうした風に現れたりもします。

うちの子は、突然発熱することがあります。だいたい、38度はいきます。親として心配ですが、すぐに病院へ行くことはありません。看護師である妻の理解もあると思います。

はりは、具体的な症状が現れたということで、また改めて治療します。熱があるということは、東西医学問わず、脱水しますので、水分は何でも飲めるものをあげます。そして多くは、2日ほどで熱はさがり、他の症状は出なくてすみます。

たまに、早くに咳がひどかったり、鼻づまりで寝るのが苦しそうだと、妻が病院へ連れて行こうとします。「風邪で何しに行くの?」と言うと、「寝るのに苦しそう。あと、風邪じゃなかったら・・・。」と。確かに薬は即効性があるし、確実性は高いかもしれません。そして、インフルエンザなど流行性の感染症が流行っている時期などは特に、確定診断は必要だと思います。

しかし、そうして病院へ行っても、いつも一緒。インフルエンザの検査もしないし、症状の緩和剤と、決まって抗生物質が処方されます。抗生物質が風邪の主な原因のウイルスに効果が無いことは私も妻もわかっているしいし、いまどき小児に出すんですから、医師が処方した意図もたぶん二次的な細菌感染予防でしょう。そしてそれは、以前から続く社会的通念からも「医師としての責任は果たしています。」と言っている様にも思えます。

妻は飲ませます。しかし、私は飲ませる必要が無いと思うので、妻に薬の説明はされますが、「ふ〜ん。」と聞いて飲ませません。前回などは保育園に持って行きませんでした。過去のことを言えば、飲ませたこともあります。しかし、経過に違いが無いんですよね。

自分の経験も言えば、中学生の時なんか、風邪が治るまで病院に行っている間、2週間ずっと抗生物質が処方されて飲んでいました。また、大人になって経絡治療をする前は、「一発で効く」とかで、抗生物質の筋肉注射を受けたこともあります。医師は、何が原因だと考えていたんでしょうね。

 ◇10日は様子見て

 乱用を防ごうと、草刈さんたちは、かぜ症状(上気道炎)に対するガイドラインを作った。上気道炎の中でも、普通のかぜ、「感冒」のほとんどはウイルスが原因だと指摘し、10日から2週間は抗生物質を使わずに様子を見るべきだとしている。

 使っても使わなくても肺炎などの合併症が起きる率は変わらず、むしろ、使うと副作用で下痢や皮膚の異常などが増える、との結果が海外の研究で出ている。せきが出る「気管支炎」や、せきや鼻水などの「急性副鼻腔(びくう)炎」についてもほぼ同様だ。

 のどが腫れる「咽頭(いんとう)炎」の場合は、細菌(溶連菌)が原因だと診断した場合に限って、抗生物質を使うとしている。

 事情は大人も一緒だ。米国の感染症専門医資格を持つ、岩田健太郎・亀田総合病院総合診療感染症科部長は「世界的には、上気道炎に抗生物質は不要だと決着済みだ。私の場合、かぜと診断できれば、大人にも子供にも使わない。かぜ症状でも必要な場合はあるが、あくまで例外だ」と話す。

 ◇耐性菌多い日本

 日本は耐性菌が多い。04年に英国の感染症専門誌に発表された欧米やアジアなどの国際共同研究によると、12歳以下の子供から検出された肺炎連鎖球菌にペニシリンが効かない割合は、参加18カ国の平均は25%だったが、日本は51%だった。別の抗生物質「エリスロマイシン」が効かない割合は、平均の37%に対し、日本は83%に達した。

 草刈さんは「抗生物質の乱用で耐性菌が増えている」と指摘する。耐性菌で起きる髄膜炎は治療しにくく、40度近い高熱が1カ月以上も続くことがある。耐性菌が原因だと、中耳炎も長引くし、肺炎もこわい。

他国に比べて日本は、抗生物質がこれほど効かないなんて、驚きです、怖いですね。

 ◇医師に説明求めよう

 ガイドラインへの反論もある。80年代から抗生物質開発の臨床試験に携わってきた豊永義清・狭山病院小児科部長は「乱用防止は賛成だが、この内容はやや極端だ。海外のデータを根拠にしているが、日本の医師は大量の抗生物質を飲み薬として使ってきており、使わないと患者にどう影響するかデータはない。乳児や消耗の激しい子は後から細菌感染する心配もあり、使うべきだ」と話す。

 では、患者や親はどうしたらよいか。

 「抗生物質をなぜ使うのですか、または、なぜ使わないのですか、と医師に聞くのがよい。納得できる説明をしてくれる医師を選んでほしい」。草刈さんと豊永さんの共通の意見だ。

毎日新聞 2006年7月4日 東京朝刊

しかし、実際にそんな質問、できませんよね。また、「薬をもらいに行く。」という人も多いことでしょう。

私は、薬を処方しなかった医師に一度だけ会ったことがあります。昔、咳が長く続いていたときがあるんですが、確定診断(具体的には、結核でないことを確定するため)してもらいに行きました。結果は、大丈夫でした。

「春になって体力がつけば、治ると思うよ。咳止めの薬、どうする?出そうか?」と聞かれたんですが、「様子を見てみます。」と言って帰ってきました。


ますます、自分の健康は自分で守る時代になってきているようですね。

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コメント(19件)

内 容 ニックネーム/日時
[コメント1]
こんにちは。「かぜをひいても薬を飲む必要が無い」というのは、私も賛成です。私自身、学生の時からかれこれ9年ほどは、具合が悪くても病院(眼科、歯科を除いて)に足を運んだことも薬を飲んだこともありません。
「薬の乱用」は、本当に深刻な問題ですね。かぜに限らず頭が痛くても、肩が痛くても、寝られなくても、なんでもすぐに薬を飲む時代です。何かに頼りたい気持ちもわからなくないですが、やはり休養をとって勝手に治るのを待つことが大事ですよね。あまりにも安易すぎるといつも思います。
とある王手製薬会社に勤務している方がおっしゃっていましたが、自分の家族には「命に関わる薬以外は絶対に飲むな」と言っているそうです。なぜなら、「薬は毒だから」とのことです。聞く人によっては衝撃的な発言でしょうけれど、それが実態のようです。
なにしろ、免疫力であるとか自然治癒力などと称される(常に消耗し続けている)その人の体力を「いかに補養するか」ということが問題とされるべきで、ひとたび事が起こってから、その場しのぎ(にもならない対処法)としての薬を用いることは見直されないといけませんね。
よしおか
URL
2006/07/05 16:31
[コメント2]
日々の生活に気を配り、体調の管理をすることこそが、最良の治療となるのでしょう。もちろん、そうやっていても具合は悪くなるものですし、それがまた生から死への一途である人の在り方なのですから。それを知ったうえではじめて、「どうやって健康を保つのか」という問いかけが生きてくるものと思います。
よしおか
URL
2006/07/05 16:32
>よしおかさん
学生時代から薬を飲んでいないなんて、さすがですね。
そういえば、思い出したことが。
大学1年のとき、中学時代の先生の家に遊びに行きました。そのときの話で、「はりはどういうことに効くの?」と聞かれ、「肩こり、腰痛だけでなく、風邪も、ほとんどが治療の対象です。」といいながら、そのときの私はまだ、内心「風邪はどうやって治すのだろう?」なんて考えてしまいました。

鍼灸師が風邪で病院にかかることは、実はとても恥ずかしいことだと思います。しかし、経絡治療を勉強するまでは薬をよく飲んでいました。そして、その頃のほうが、風邪もよくひいていましたね。

乳幼児医療費助成金制度がありますが、小児はりも助成してくれたら、大人になったときの医療費をかなり削減できるかもしれませんね。
希彩
2006/07/05 17:11
こどもの鍼灸治療費の助成があると、医療費にとどまらず、犯罪なども抑制できるのではないかと思います。が、現実はそううまくいくものでもなく、希彩さんのおっしゃるとおりの「自分の健康は自分で守る」しかないようですね。
どうやっても鍼灸には、多くの当事者を含め「懐疑」というものがつきまといますから、こういった現状はやむを得ないのでしょう。
よしおか
URL
2006/07/05 22:44
>よしおかさん
そうですね。
なんだか、住みにくい社会です。
あ、これまた社会のせいにしては、駄目ですね。
希彩
2006/07/06 10:41
皮肉なことに、こんな社会だからこそ、脈を診て気を調整する「浅い鍼」を主体とした鍼灸が必要となるのですよね。鍼灸の在り方もまた社会の変化の一つにしかすぎないわけで、逆に言えば潜在的な需要が相当にあることも間違いないでしょう。

ところで、お隣の中国でも最近は高度成長にともない鍼の太さがずいぶんと細くなってきたようですね。とはいえ、日本よりはまだまだ太いようです。そもそも日本の伝統的な鍼灸の方が、いわゆる中医学に比べて10年ばかり歴史が古く、また社会的要求のもとに構想された方法ですから、やはり日本独自の鍼灸をもっと問題とすべきだといつも思います。

鍼灸が「いかに健康を保つか」という問いに対する答えの一つとして、今以上に入るよう当事者である私たちが、常にその在り方を考究していかないといけませんね。
よしおか
URL
2006/07/06 14:45
実は、私は鍼灸なんて・・・と思っている。(いた。)人でした。兄に鍼をされている母、姉を見て『鍼なんかしてもらって本当に効くの?!治るの?!良くなるの?!』と思っていました。『あんなの痛いだけジャン!!(通常使うはり)』そう思っていた私は腰が痛くても、兄が『鍼してあげるよ』と言っても断っていました。ですが、痛くない鍼(金の細い棒)を兄が治療に使うようになってから『痛くない鍼があるなら試しにやってもらおう』と思いやってもらいましたが、私の症状は1回では大きな変化はありませんでしたが、鍼は漢方と一緒で継続していく必要があると思っています。効果が現れるまでの間は辛くシンドイですが体に良いのは医者&市販の薬より鍼灸がいいのだと分かりました。でも、小さい時から医者の薬で大きくなった私はまだまだ医者の薬に頼っているところがあります。もっと鍼灸が世間に広まればこんな私のような考えの人も少なくなるのでは・・・
院長先生もよしおかさんも鍼灸に携わっている方々に頑張って頂かなければ・・・
更なる考究お願い致します。
hiro
2006/07/07 09:54
>よしおかさん

鍼灸史に詳しいあなたを前にして、歴史を語るのは恥ずかしいですが、ほんの少しかじります。
紀元前までさかのぼることのできる鍼灸術。奈良・平安時代に中国から日本に伝わり、今日まで至っており、その技術はゆるぎないもののはずですが、衰退の時代、また灸法中心の時代もあり、その時代背景や社会情勢に影響され続けてきました。きっと、今後も社会的要求のもとに、日本独自の鍼灸も変化し続けるかも知れませんが、是非そのあり方を一緒に考究していきましょう。
希彩
2006/07/07 12:23
>hiroさん

hiroさんの場合、幼少期に”喘息の気”を医師に言われるなど、その健康カルテを開けば無病息災ではなかったことは、自身が一番よくわかると思います。
多くの方が、強く症状の現れたときだけを「点」として捕らえてしまうと思いますが、特にそうした方の場合、1人の身体として、「線」でつながり、今日に至っています。
治療も、段階を踏む必要が確かにあり、一進一退を繰り返しながらも継続することで、健康な状態を保てるようになります。
薬のように、無理やり身体を動かすことはできません。
家庭での日ごろの生活も改善しながら、今後も治療を続けていきましょう。
希彩
2006/07/07 12:23
先日、病院で当直をしていましたら、腹痛の少年が来ました。まだ6年生だそうですが、膀胱炎と診断され、4週間も抗生物質を飲まされていました。驚きました。学校の健診で尿潜血が毎年出るそうで、それは生理的なものだと思いますが、再検査でも陽性だという理由だけで膀胱炎にされ、抗生剤を出されてしまったのです。あきれました。結果、菌交代現象が起きたのか、腸炎になってしまって僕のところに来ました。

確かに、ご指摘のようなクスリの乱用があるのだなと思ったよ。この記事読んだときはそんなバカな医者いねぇよとか思ってたけど安易に抗生剤を出すバカはいるようです。かぜで抗生剤出さないなんて常識だと思うけどね。
takashi
2006/07/17 17:37
2
クスリ出さなくても自信に満ちたやさしい態度で接して、心配の無いことを伝えてあげればそれだけでよくなっていくことが多いと思います。でも、僕はクスリ使うこと自体は否定しません。生きる、死ぬだけじゃないからです。体がキツイときに治して欲しいと思って病院に患者は来ます。早くよくなる手助けをする点においては鍼灸と変わらないのではありませんか?体に悪い薬ばかりとは限りませんし、体に悪い成分が含まれていたとしても、それをしっかりと説明する文書が最近は添付されます。服薬指導を怠るのは論外ですが、納得の上なら個人の選択肢の問題ですから、我々は提供します。
takashi
2006/07/17 17:37
>takashiさん

先日聞いた話ですが、妹の子供が風邪をひき、近所でも評判のいい医院に行ったそうです(私のところに通うのには、遠いのです)。そこの医師は、風邪で抗生物質を出さないことで有名なようです。色々な原因があると思いますが、咳が1ヶ月たっても治まらなかったので、別の病院へ行ったら、気管支炎と診断され抗生物質を処方され、飲んだら間もなく治ったそうです。私としては、「たまたま」のことだと思いますが、妹のなかでは、はっきり評価を下したのではないでしょうか。

つまり、風邪には抗生物質が効くと思っている一般の方は、まだまだたくさんいるでしょうし、医師が処方しない理由を充分説明する必要があるようです。
希彩
2006/07/18 13:19

さて、適切な処方については、私も、必要なことでしょうし、いいと思います。。現代社会では、薬店も含め、薬は身近で、手に入りやすいのは事実だし、服用するという行為は自主性もあります。そして、辛かった症状が楽になる。適切な対応で楽になるということは、身体にとってとてもいい状態なはずです。しかし、特に対処療法を長く続けていると、身体は症状が出ているはずの状態なのに、薬で抑えられて症状がないという偽りの状態のまま、体力だけが衰えて治る力を失っていくことが怖いと思うのです。

われわれが、治療に当たる場合もそうですが、患者さん自身が選択すべきことだとしても、患者さんにとって総合的に一番いい方法を自身が選択できるよう情報提供することが、大切だと思います。
希彩
2006/07/18 13:20
そうかな?僕はなんでクスリがあるのにそんな精神修行みたいなことをあえてしなくてはならないのかと思います。楽して早く治せばいいと思います。たとえば消炎鎮痛剤を使うと治る力が本当になくなるのですか?むしろ体力を維持できて栄養も摂れ、早くよくなると思います。
takashi
2006/07/18 16:14
私もtakashiさんのおっしゃるように「楽して早く治せばいいと思います」し、そうなるにこしたことはないといつも思います。けれども、そうもいかない人がたくさんいることもまた事実です。それは、本人の責任の有無に関わらず、なんらかの不摂生による消耗の度合いが深ければ深いほど、治りの悪さ、最悪は治らない状態につながっています。
精神修行などというものは全く無用ですけれど、なぜ楽でない状態に置かれているのか、ということは知る必要がありますし、またそうすることで、「楽して解決できる」ことが思いのほか少ないこともうなずけるはずです。逆に言えば、「楽して治ること(によりそれを起こしている原因を忘れさせてしまうこと)の恐ろしさ」が問題となるべきだと思います。
よしおか
2006/07/18 16:54
>takashiさん

楽して治ることはいいことだと、僕も思います。それは、治療も必要がなくなり完治の状態、それはいいことです。確認ですが、「症状がない=治った」ではないという考えは同じだと思います。症状が現れる前に既に身体の中で気の流れが乱れ、アンバランスが生じ、それから症状となって現れます。これは、「ホメオスタシスの崩壊」と考えることもできるでしょう。また、鍼灸治療において、症状がなくなっても、健康な状態を維持できるように治療をします。(これは、決して過度にはならないから安心です)一方で、現在の鍼灸では器質的異常に対して、外科治療のような医学的積極的治療はありません。もし、同じレベルの器質的異常を持っていても、症状の程度には個人差があるように、例えば、椎間板ヘルニアがあっても、”健康”な状態であればいいと考えます。(それに伴い、ヘルニアも消失の可能性もあるかもしれません。)
希彩
2006/07/19 11:26

消炎鎮痛剤を使う場合でも、適切に使えばいいと思います。ただ、医学的にも使ってはいけない場合もあるでしょうし、長期服用している人を健康とは言えません。、副作用があったり、アレルギー反応が出る方もいると思います。治る力についてですが、身体の内部の状態と、症状として捉えられる外の状態がアンバランスということは、不健康であり、そこから早期に回復できる人もいれば、できない人もいます。慢性症状があるということは体力、治癒力が低い状態なのです。

つらつらと、持論を言ってみましたが、いつもtakashiさんが言っているように、それぞれに、自分のできることを精一杯やって、目の前の患者さんに良くなってもらうことが大切だと思います。
希彩
2006/07/19 11:52
>よしおかさん

なるほど、さらに掘り下げた大切な意見ですね。
同じ症状を何回も繰り返す方がいますが、その原因を見極め、真の健康を取り戻してもらうことが重要です。
そのことを患者さんに説明するのは、私たちの責任だと思います。
希彩
2006/07/19 12:09
>よしおかさん
なぜ悪い状態にあるかを知る努力をすることをしなくなったらもはや医師ではありません。そんなことは当たり前のことです。もちろんその上の判断であることを確認しておきます。
takashi
2006/07/19 23:49

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