希彩日記

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<<   作成日時 : 2006/06/22 11:25   >>

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ある方から、「鍼灸師になろうかと思うが、悩んでいます」というご相談を受けました。
お答えする中で、自分なりに、改めて思うことがありましたので、記しておきたいと思います。

(「経絡治療とは?」に対する答えから)

           ↓

経絡治療は、いわゆる古典に基づいた鍼灸治療のことです。日本で言う東洋医学=中国医学は、医学といっても、現代医学とは別の学問です。独自の哲学、思想があり、理論、専門用語があります。

私たちの会が教科書としている、「わかりやすい経絡治療」(福島弘道 著)には、「経絡治療とは、『病体を気血の変動として、統一的に観察し、総ての病変を経絡の虚実となし、その主たる変動経絡を主証として把握し、経穴をこれが診断と治療の場として、鍼灸をもって補シャ調整し生命力の強化を図る随証療法』である」とあります。

専門用語ばかりになってますが、(今後)概念がつかめれば、大して難しくありません。

つまりは、学校で教わり、およそ9割と考えられている数の鍼灸師が行っている鍼灸のやり方はそうではないのです。東洋医学概論や、脈の診方などの診察の仕方、中医学的な授業はあります。しかし、それだけでは経絡治療はできません。経絡治療をしている人はみんな学校以外で勉強しています。

学校で教わる方法は、解剖学的な考えから、針の刺すところを決め、科学的に証明される作用による効果を期待して行います。時々とってつけたように中医学の考えを持ってきて、ツボを選んで、針を刺しますが、それも解剖学的です。まるで、機械のスイッチでも押すかのように、誰が(誰に)やっても効果は同じことを期待しています。

なんだか、批判的な内容になってきてしまいましたが、私はもともと医師になり、そして東洋医学を治療の手段に取り入れたいと思っていました。ですから、学校の授業は興味をもって聞いていたし、経絡治療には全くといっていいほど、無関心でした。より、現代医療の知識を深めようと病院研修をし、就職も望んで病院にしました。

しかし、(自分の)そうした鍼灸のやり方に不安を感じました。また、就職先には、最終的には鍼灸師自分ひとりとなり、当然指導者がまだまだ必要と考え、ある先輩に相談し、その先輩が所属している今の会に入会し、現在に至っています。

長くなりすみません。せっかくですので、少々厳しいことも付け加えておきますと、免許取得がゴールではありません。鍼灸師としての人生の出発です。あと、会には(学校にも)色々な年齢の方がいます。治療家として社会に貢献する気持ち、やり続ける意思が一番大事だと思います。


最後は、自分にも言い聞かせているような思いがしました。

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